約 41,690 件
https://w.atwiki.jp/sorakaakeru/pages/85.html
治安維持軍 暫定設定 治安維持軍はその名の通り治安の維持と平和のために創設された軍隊である 活動資金は各惑星政府の援助、企業や民間団体の寄付で調達している 旧治安維持軍は大戦中に分裂したため解散された 現在はトップにポリスOBを迎え新治安維持軍として新生している 【規模】かなり大きい 【装備】救命装備は一級品だが戦闘用装備は一世代前の旧式が割合の多くを占める またそれを改造した兵器も多い また転移システムを保有し世界中のどこへでも展開できる 【軍】陸海空宙軍を保有 【本部】宇宙ステーション(安全保障上の理由で場所は一般には知らされていない) 【駐留】駐留が許可された惑星または宇宙ステーション 【現状】個々の兵士の装備は自費で賄われていることが多い 給料はアルケナス軍と大差ない
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/2871.html
治安維持部隊 アイドレスWiKiの該当ページ L:治安維持部隊 = { t:名称 = 治安維持部隊(組織) t:要点 = 軽武装,目立つ兜,兵団 t:周辺環境 = 藩国 t:評価 = なし t:特殊 = { *治安維持部隊の組織カテゴリ = 騎士団として扱う。 *治安維持部隊の長 = 母体藩国に任命された誰か。 *治安維持部隊の参加条件 = この組織には母体藩国の者のみ参加できる。それ以外の条件はない。 *治安維持部隊は母体藩国の管理下にある。 *治安維持部隊はI=D,航空機、艦船、宇宙艦船、人型戦車、RB,人騎兵を含めた編成してはならない。 *治安維持部隊は政令によって出動して自動的に行動に当たることが出来る。 *治安維持部隊は治安維持判定時+8の評価修正を得る。 } t:→次のアイドレス = 装甲車の開発(イベント),警官(職業),憲兵(職業),機関銃の開発(イベント) }
https://w.atwiki.jp/kusatsu_speaker/pages/5.html
滋賀県草津市では日本初となるFM波を利用した緊急放送システムが導入されています。 一方、その他の地域ではFM波ではなく専用波が利用されています。 草津市 その他自治体 電波の種類 FM波 専用波 安定性 低 高 Jアラート受信時 の特別な設定 必要 不要 国の推奨 × ○ 故障率 高 低 専用波は安定性が高く、国としても専用波の導入を推奨しています。 どの自治体も採用しておらず、実績も無いFM波を導入している点が草津市の特徴です。 草津市が導入した屋外スピーカーの機器はその特性から夏場の炎天下での故障が他の自治体の機器よりも多く、 修理の回数も多いです。 草津市が専用波ではなくFM波を採用したのは、草津市職員の発想に基づいています。 ※本ページの内容は危機管理課職員からの話に基づいています。 FM波や専用波のことなどで事実と異なる点がございましたら、大変申し訳ありませんがご指摘いただけましたら幸いです。
https://w.atwiki.jp/hakononaka/pages/17.html
. . 治安維持部隊 この部隊は、Wikiの治安を維持するための部隊である。 隊員応募は締切ました。隊員の皆様、治安維持を頑張りましょう。 By翼鯉 隊長 翼鯉 部隊員 棒レンジ 蜂蜜 大破 -YYY- ジンクス改 ライノス 戊胡 すごい凡人 砲玉 荒らしを発見した際には、報告板に書きこみをしてください。 何か報告があったり、どうしても入隊希望したかったりの人は、ここに書き込んでください。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/joban_415/pages/1030.html
ちあんいじほう【治安維持法】[名詞] (1)1925年に成立し、以下第二次大戦後に廃止された。 国内治安維持のためとはいいつつ、実際は共産主義者や政府に反対する人を取り締まるための法律。 (2)この間再び成立、施行した。 前のに比べ良くなったばかりか、こんどは通信の中身をほとんど自由に「国営暴力団」こと警察が調べられることになってしまった。今もひょっとして監視されている?
https://w.atwiki.jp/bannerlord/pages/137.html
M B2の領地の治安度(Security)に関する情報をまとめたページです。 + 目次 治安度概要 治安度が領地に与える影響税収 忠誠度 領地の名士 守備隊による増加補正の基礎値 パークによる影響コンパニオンとの相性 主なパークの寸評 政策による影響寸評 クエストによる影響 繁栄度による減少 攻城戦による減少 村の略奪による減少 盗賊の隠れ家による影響 「治安の変動」 治安度 概要 治安度は、領地の基本的なパラメーターのひとつです。 高いと税収、忠誠度にプラス補正がかかります。低いと逆。 治安度は、民兵を除く守備隊の数と質によって上昇する一方、繁栄に応じて減少します。 治安度が領地に与える影響 税収 治安度 75以上 領地の良好な治安によって、税収が増加します。 増加値は元の税収の割合で扱われ、以下の式に基づきます。 ((治安度-75)*(5-0)/(100-75)+0)*0.01 治安度 50未満 腐敗によって、税収が減少します。 減少値は元の税収の割合で扱われ、以下の式に基づきます。 -1*((治安度-0)*(0-10)/(50-0)+10)*0.01 忠誠度 治安度 50以上 領地の良好な治安によって、街の忠誠度が日々増加していきます。 増加値は固定値で扱われ、以下の式に基づきます。 (治安度-50)*(1-0)/(100-50)+0 治安度 50未満 治安が悪化することによって、街の忠誠度が日々減少していきます。 減少値は固定値で扱われ、以下の式に基づきます。 (治安度-0)*(0+2)/(50-0)-2 領地の名士 治安度 75以上 毎日5%の確率で、職人か商人の友好度が1ポイント増加します。 治安度 50未満 毎日5%の確率で、職人か商人の友好度と権威が1ポイント減少します。 守備隊による増加 守備隊の兵士が産出する治安度の増加量の基礎値は、以下の式に基づきます。 一部のパークは、守備隊がもたらす治安度を増加させます。 ページの見やすさを考慮し、詳細は下記「パークによる影響」にまとめています。 補正の基礎値 一般ユニット (2+Tier)*(10+Tier)*0.02*1 ヒーローユニット (2+(レベル/4+1))*(10+(レベル/4+1))*0.02*1.5 参考:一般ユニットが産出する治安度の基礎値 Tier 賃金(傭兵以外) 治安度 0 1 0.4 1 2 0.66 2 3 0.96 3 5 1.3 4 8 1.68 5 12 2.1 6 17 2.56 パークによる影響 基本的に、弓かクロスボウを持っていれば遠隔兵、馬に乗っていれば騎乗兵としてカウントされます。 弓騎兵は騎乗兵扱い。 属性 スキル レベル パーク 効果 活力 片手 50 率直に言う(To Be Blunt) [個人] 片手斧と片手メイスのダメージ +5%[統治者] 拠点の治安 +0.5/日 175 立ち上がる連合(Stand United) [部隊リーダー] 戦闘において自軍が戦力で劣る場合、自部隊の士気 +8[統治者] 駐屯兵が拠点の治安に及ぼす影響 +30% 長柄 150 スキュア(Skewer) [個人] ランス突撃で敵を倒した際、武器を構えた状態が持続する確率 +30pt[統治者] 拠点の治安 +1/日 制御 弓 50 ノッキングポイント(Nocking Point) (実装ミスにより機能していない) 100 弓兵隊(騎乗)(Mounted Archery) [個人] 騎乗時の弓精度ペナルティを30%軽減[統治者] 駐屯射撃兵が拠点の治安に及ぼす影響 +20% 弩 100 名高い弓兵(Renown Marksmen) [部隊リーダー] 射撃兵に経験値 +2/日[統治者] 駐屯射撃兵が拠点の治安に及ぼす影響 +30% 投擲 150 フォーカス(Focus) [個人] 投擲武器を手に持っている際のズーム量が1.25倍になる[統治者] 拠点の治安 +1/日 持久 騎乗 125 救出部隊(Relief Force) [部隊リーダー] 戦闘に途中参戦した場合、自部隊の士気 +10[統治者] 騎乗した駐屯兵が拠点の治安に及ぼす影響 +20% 狡猾 戦術 250 ジャンダルム(Gens d'armes) [隊長] 徒歩の兵に対する騎乗した兵のダメージ +2%[統治者] 拠点の治安 +1%/日 邪心 75 処世術(Know-How) [部隊リーダー] 村人や隊商を撃破した際の戦利品の量 +5%[統治者] 拠点の治安 +1/日 社交 統率 75 権力(Authority) [統治者] 駐屯兵が治安に及ぼす影響 +20%[部隊リーダー] 部隊サイズ +5 125 存在感(Presence) [個人] 待機中の拠点の治安 +5/日[部隊リーダー] 捕虜が部隊リーダーと同文化の場合、捕虜を登用した際の士気ペナルティを受けなくなる コンパニオンとの相性 コンパニオンの詳細は、コンパニオンのページを参照。 領地の統治者として、「日ごとに一定の治安度を増加させる」パークと、「守備隊がもたらす治安度を増加させる」パークに大別されます。 戦闘スキルは、いずれも適当にフォーカスを振れば伸ばすのは難しくありません。 なので、コンパニオンを統治者にするなら、非戦闘スキルの相性を見たほうがよく、統率75が見えている戦術系コンパニオンが堅いと言えます。 数年は指揮官として働いてもらって、プレイヤーの結婚相手や子供たちが指揮官枠を埋めるようになったころ、統治者にコンバートするのが理想。 ただ、大前提として、統治者と領地の文化が一致していないと、忠誠値にマイナス補正がかかるため、狙い通りの統治者化ができるとは限りません。そもそも、バッタニア人には戦術系コンパニオンがいません。 戦術系以外だと、片手とクロスボウのスキルを持つ偵察/ローグ職等のクロスボウ系、片手と騎乗が伸びている騎士系と騎兵系、弓騎兵系あたりなら、即戦力として期待できます。 主なパークの寸評 + クリックで展開 Stand United(肩を並べて立つ) / Authority(権威) いずれも兵種の指定がなく、すべての兵士が恩恵を受ける。 Mounted Archery(騎乗弓兵) 下記Renown Marksmenよりも効果量は低いが、同程度のスキルレベルで習得できる。 戦闘職としては、弓とクロスボウ双方のスキルを上げることにはあまり意味がないため、弓系コンパニオンはこちらを取ることになる……のだが、排他関係にあるパークが非常に優秀。 Renown Marksmen(名高い弓兵) クロスボウ100という、比較的浅い位置にある有用なパーク。 Know-How(ノウハウ) これのためだけにローグ系コンパニオンを雇う価値はない。 指揮官職に就いているコンパニオンなら、隊商の襲撃や捕虜の売却でいつかは取れうるが、貴重なフォーカスポイントやアトリビュートポイントを振るほどかというと微妙。 Presence(存在感) 増加量は非常に高いが、パーティーを率いた状態で滞在していないと効果がない。 攻城戦の防衛側など、かなり特殊な状況を除けば、指揮官職が領地に長逗留することに意味が生まれる機会はほとんどないため、活かすのは難しい。 政策による影響 一部の政策は、治安度を増減させます。 詳しくは政策。 政策 効果 Bailiffs(廷吏) 治安が60より高い領有する都市から得られる影響力 +1*都市の数都市の治安 +1都市からの税収 -5% Magistrates(治安判事) 都市の治安 +1都市の税収 -5% Serfdom(農奴制) 領有する村から得られる影響力 +0.2*村の数都市の治安 +1拠点の繁栄度 -1都市の民兵 -1 Trial by Jury(陪審裁判) 都市の忠誠度 +0.5都市の治安 -0.2クランの影響力 -1 寸評 + クリックで展開 Bailiffs(廷吏) 税収減と引き換え。詳しくは政策のページに譲るが、自分が王様の場合は採用非推奨。 Magistrates(治安判事) 税収減と引き換え。治安度増加系のなかでは一番無難な政策。 Serfdom(農奴制) 治安度増加補正以外の効果がひどい。採用価値は低い。 Trial by Jury(陪審裁判) 治安度を下げる政策。王様にとっては、他の効果がかなり優秀なので、むしろこの政策の減少分を呑めるくらい他で治安度を稼ぎたい。 クエストによる影響 一部のクエストは、治安度を増減させます。 以下の表では、治安度への影響のみを抜粋し、それ以外の効果は省略しています。 より詳細な情報は、クエストのページを参照してください。 依頼者 クエスト パッシブ効果 成功した場合の影響 失敗した場合の影響 村長/地主 Family Feud家族の確執 村を管轄する町の治安 -1/日 村を管轄する町の治安 +10 村を管轄する町の治安 -5 村長/地主 {ISSUE_GIVER} wants {her/his} daughter found【依頼人】が【彼女/彼】の娘を探している 村を管轄する町の治安 +10 村を管轄する町の治安 -5 村長 Extortion by Deserters at {SETTLEMENT}【村】での脱走兵たちの略奪 村を管轄する拠点の治安 -1/日 村を管轄する町の治安 +10 村を管轄する町の治安 -10 村長/地主 Landlord needs access to the {TARGET_SETTLEMENT} commons地主は【村】の共有地を使いたい 村を管轄する拠点の治安 -1/日 村長/地主 Train troops for {ISSUE_OWNER}【依頼人】のために兵士を訓練する 村を管轄する拠点の治安 -1/日 村長 Bandit Base Near {SETTLEMENT}【村】付近にある盗賊の拠点 村を管轄する拠点の治安 -1/日 依頼者 クエスト パッシブ効果 成功した場合の影響 失敗した場合の影響 悪党 Rival Gang Moving In at {SETTLEMENT}【町】に忍び寄る敵対組織 町の治安 -0.5/日 町の治安 -10 悪党 Betting Fraud賭けの詐欺 依頼人がいる町の治安 -20 依頼人がいる町の治安 +15 悪党 {ISSUE_OWNER}'s associates captured by bounty hunters【依頼人】の仲間が、賞金稼ぎたちに捕まっています 町の治安 +1/日 町の治安 +5 町の治安 -5 商人/職人 Caravan Ambush隊商への襲撃 依頼人がいる町の治安 -1/日 町の治安 +5 町の治安 -5 悪党 Fencing stolen goods in {ISSUE_GIVER_SETTLEMENT}【町】での盗品密売 町の治安 +1/日 悪党 Gang leader needs weapons徒党集団のリーダーが武器を必要としている 町の治安 +1/日 町の治安 -30 商人 Army of Poachers密猟者の軍隊 町の治安 +1/日 治安度の増減なし(密猟者を殲滅)町の治安 -5(密猟者を逃がす) 町の治安 -5 貴族 The Spy Among Us密偵は我々の中に 依頼人がいる町の治安 -2/日 町の治安 -10 貴族 {ISSUE_OWNER} needs garrison troops in {SETTLEMENT}【依頼人】の【拠点】駐屯部隊増強依頼 拠点の治安 -0.5/日 君主 The Conquest of {TARGET_SETTLEMENT}【拠点】の制圧 依頼人がいる拠点の治安 -1/日 依頼人のクランが領有する全拠点の治安 +10(プレイヤーが征服)依頼人のクランが領有する全拠点の治安 +2(味方が確保) 依頼人のクランが領有する全拠点の治安 -10 ギャングリーダーが提供するクエストは、放置することで、逆に治安が回復していくものがあります。 治安度に関するクエストで特筆すべきものに、Gang leader needs weapons(徒党集団のリーダーが武器を必要としている)があります。 このクエストを成功させると、その都市の治安度が30ポイントも低下します。上記の通り、治安度が下がると税収や忠誠度にデバフが入るので、他国の領土への嫌がらせにどうぞ。 繁栄度による減少 領地の繁栄度は、治安度を減少させます。 一日の減少量は、以下の式に基づきます。 -0.0005*繁栄度 攻城戦による減少 敵部隊に包囲されている領地は、治安度が減少します。 3/day減少 村の略奪による減少 その領地に属する村が略奪されている場合、治安度が減少します。 2/day減少 盗賊の隠れ家による影響 領地の近傍に存在する盗賊の隠れ家は、治安度を減少させます。 領地と隠れ家が「近傍」かどうかは、双方のマップ上の座標によって算出されます。 地図上では近かったとしても、山や川の向こう側の隠れ家が近傍扱いになることもあり、移動距離的にはものすごく回り道させられる場合もあります。 2/day減少 近傍の隠れ家を破壊すると、領地の治安度が増加します。一回性。 6ポイント増加 「治安の変動」 治安度は、50ポイントを基礎値としています。 現在の治安度が50ポイントより高くても低くても、この基礎値に向けて、数値が収斂します。 収斂は、「治安の変動」と表記され、以下の値だけ変動します。治安が50よりも低ければプラスに、高ければマイナスに働きます。 -((治安)-50)/15 名前
https://w.atwiki.jp/dunpoo/pages/463.html
0129 新たに10業種を対象 犯罪収益移転防止法、3月施行 [朝日] 1230 NYの殺人被害者、過去最少に 年間500人下回る [朝日] 1211 反グローバリズム団体の暴徒化懸念 サミットで警察庁 [朝日] 0717 警察白書、「暴力団との対決」を特集…資金源も分析 [読売] ●治安対策06 より続く 名前 コメント ↑ご自由にコメントをお書き下さい。 0129 新たに10業種を対象 犯罪収益移転防止法、3月施行 [朝日] 2008年01月29日11時21分 政府は29日、犯罪収益やテロ資金の資金洗浄対策を目的にした犯罪収益移転防止法を3月1日から全面施行することを決めた。対象業種を現行の銀行など金融機関だけでなく、弁護士や公認会計士、宝石業や不動産業、クレジットカード業、ファイナンスリース業、郵便物受け取り・電話受け付けサービス業など10業種にも拡大する。 対象業種は、本人確認や取引の記録を7年間保存し、疑わしい取引を監督官庁に届け出ることが義務づけられる。弁護士や公認会計士など五つの「士業」については、日本弁護士連合会の反対などで、疑わしい取引の届け出義務の対象外とされている。 業界ごとの基準やガイドラインも定められ、宝石業者の場合は200万円超の貴金属を現金で購入した場合が対象で、同じ人が短期間に多数の貴金属を売却する▽少額商品をいくつも購入し、多額の支払いをする▽所有確認のための説明や資料提供を拒む、といった場合が「疑わしい取引」にあたると例示されている。 URL http //www.asahi.com/national/update/0129/TKY200801290124.html 1230 NYの殺人被害者、過去最少に 年間500人下回る [朝日] 2007年12月30日19時49分 07年にニューヨーク市で発生した殺人の被害者数が500人を下回り、記録の残る過去最少記録548人(63年)を塗り替えることがほぼ確実になった。90年の殺人被害者が2000人を超えるなど「犯罪都市」の代名詞だった同市は、今や全米でも指折りの安全な都市となっている。 同市によると、特に家庭内暴力(DV)殺人は前年比36%減少。公共交通機関内の重大犯罪は90年の8分の1となった。 同市では、90年代のジュリアーニ前市長時代に犯罪が急減。ブルームバーグ現市長が引き継ぎ、犯罪多発地区に重点的に警官を配し、DV担当官を任命するなどの施策が功を奏した。 民間の調査会社CQプレスによると、全米の中規模以上の都市で、ニューヨークはホノルルなどに次いで4番目に安全な都市とされている。 URL http //www.asahi.com/international/update/1230/TKY200712300138.html 1211 反グローバリズム団体の暴徒化懸念 サミットで警察庁 [朝日] 2007年12月11日06時23分 警察庁は10日、国内外の治安情勢を分析した07年版の「治安の回顧と展望」をまとめた。来年7月の北海道洞爺湖サミットについて、国際テロ組織や極左、右翼の脅威に加え、今年6月のドイツ・ハイリゲンダムサミット同様に「反グローバリズム」を掲げる団体が暴動を起こす可能性があると懸念を表明している。 また今年、英国やパキスタンなどでテロ事件が相次いだことを受け、アルカイダからテロの標的として名指しされた日本においても「国内外でテロの深刻な脅威に直面している」と指摘。さらに、オウム真理教(アーレフに改称)が5月に主流派と上祐史浩前代表らが設立した新宗教団体「ひかりの輪」に分裂し、とくに主流派が原点回帰を進めていると警戒感を示した。 URL http //www.asahi.com/national/update/1211/TKY200712100274.html 0717 警察白書、「暴力団との対決」を特集…資金源も分析 [読売] 警察庁は17日、「暴力団の資金獲得活動との対決」と題した特集を盛り込んだ2007年版警察白書を閣議に報告した。 暴力団について特集するのは1993年版以来。潜在化、多様化する暴力団資金源の分析を試み、暴力団の活動について改めて警鐘を鳴らしている。 特集では、92年の暴力団対策法施行後、みかじめ料など暴力的要求行為による資金集めが規制されるようになったことで、逆に暴力団の活動は潜在化し、暴力団と無関係を装った企業を使って資金稼ぎをしている実態があると指摘した。 中でも、公共事業と証券市場に暴力団が食い込んでいることに、警察庁は着目。公共工事をめぐっては、暴力団幹部が解体業者らから受注額の一部を上納金として脅し取っていたとして広島県警が摘発した事件や、暴力団関係企業が組織の威力を背景に、下請けに参入したり、受注業者から工事代金の一部を徴収したりするケースがあるとした。 一方、証券市場では、多額の資金を短期間で獲得することが可能なため、暴力団やその関係者が、インサイダー取引や株価操作などを駆使して資金を得ている疑いが強いとしている。 (2007年7月17日11時4分 読売新聞) URL http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20070717i204.htm ●治安対策06 より続く
https://w.atwiki.jp/revival/pages/642.html
――溜息が、勝手に漏れる。 自分以外誰も居ない部屋。家具は必要最低限しかなく、どちらかといえば殺風景と形容されておかしくない部屋――それが治安警察最大の激務部署、保安部に勤めるエルスティン=ライヒの部屋である。 その部屋の真ん中で、ベッド代わりに使っているソファにもたれつつ、エルスティンは手にした手紙を何度も読み直す。そこには(当たり前だが)先程見た時と全く同じ言葉の羅列があった。 ――叔父様のところで、幸せに過ごしていると良く聞かされている。考えてみれば私達は、お前の“幸せ”というものをあまり考えてやれない駄目な両親だった。 けれど、お前の幸せを願う気持ちは私達だって持ち合わせている。……もし良ければ今度、お前の“幸せそうに笑っている顔”を写真に収めて送って欲しい。任務で忙しい、というのは重々承知の上だが、たまには私達の事も思い起こして欲しいと……。 (…………) 何と言えば、良いのだろう。何と思えば、良いのだろう。 エルスティンとしては正直、この親の口上に引っ掛かる物言いがあると思える。それが何なのか良く解らないから、先程からこの手紙という名の“親からの司令文書”を何度と無く読み返しているのだが……。 (お父様とお母様は、私の“時事記録写真”が欲しい……と、言う事で間違いは無いようですね。……けれど、何故“笑顔”?) それは、エルスティンにしてみれば深淵である。エルスティンにとって“笑顔”とは儀礼・祭事・式典などの際に相手側に不快な思いをさせない為にしうる作業であり、それは過度になって良いものではないという認識であったからだ。 (やはり不可解な命令文書……私には判断が付かない。叔父さまにお伺いを立てた方が良いわね) 不可解な命令に際しては、上官に報告し指示を仰ぐのが下士官の勤め――そう判断したエルスティンは取り敢えずその手紙を決済が必要な文書束に放り込んだ。仮にも両親からの“司令文書”、全力で事に当たるべきだ――それはエルスティンなりの思いやりなのだが、それがズレているという事に当人は全く気が付かなかった。 治安警察省治安維持局保安部に勤務するオスカー=サザーランドは己の職務を“天職”と言って憚らない。それは、様々な人間を観察する事自体が仕事という、オスカーの人生テーマにこれ以上なくマッチした職種であるという事にも起因するが、もう一つオスカーには見逃せないポイントが存在する。それは、“退屈しない”という事であった。 ……とはいえ、その日の朝の“退屈しなさ”具合はおそらくその年度屈指のものであったに違いない。実際問題、朝からオスカーは――極めて珍しい事だが――振り回されっぱなしという事態に陥った。 正午の休憩時間、オスカーは治安警察省の長い廊下を足早に歩く。通りすがりの女性士官達にいつもの調子で軽やかに挨拶するのだが――相手もちゃんと挨拶をしてくれるのだが――どうしてもその後、彼女達のヒソヒソ話が耳に付いてしまう。 (サザーランド様、あの噂は本当なのかしら?) (朝礼の席で、ですって。……大胆よねぇ) (あの才知溢れる方がねぇ。余程思い詰めての事じゃないのかしら。……でもちょっと良くない? 上手くいけば凄い絵になるわよ!?) ……話の一割程度しか聞こえないが、内容など手に取るように推論出来る。今日は朝からずっとその話で職場が持ちきりであった事は間違い無いのだ。……もはや何を言われているのか、嫌でも解りそうなものだ。 オスカーは忙しげに足を動かし、そして遂に目的地に到着する。治安警察省のトップに君臨する男――ゲルハルト=ライヒの執務室。その部屋に“こんな用事”で押しかけるのはさすがのオスカーも気が引ける思いがある――が、この事態を唯一理解出来そうなのがこの部屋の住人以外無い、というのも結論であった。 意を決し、オスカーはライヒの執務室をノックする。その脳裏には、今朝の朝礼での“爆弾を落としたかの様な騒ぎ”がまざまざと蘇っていた。 仲間内でも“任務最優先の氷の女”と言われ、色恋沙汰とは紛れもなく無縁であった存在――エルスティン=ライヒが、オスカーに向けてこう言い放ったのだ。 <――今週末、オスカーは確かオフでしたね? なら、私とデートして下さい> その瞬間、歴戦錬磨で名高い治安警察省治安部の面々はしかし、事態にどう対処したら良いか解らない烏合の集団と化した……。 「……どういう事なのか説明して頂けると嬉しいのですが」 何時も通り、余裕を含んだ声でオスカー。しかし、自分でも動揺があると解る――オスカーとて、この事態が想像出来なかった深淵であった事に間違い無いからだ。 「どう、と言われても困るが……若者同士の事は若者同士で解決するのが筋だろう」 普段通り顰めっ面を崩しもせず、ライヒ。とはいえ何処かほくそ笑まれているようにオスカーには感じられる。 (関係ない訳、無いだろう! アンタがアイツの行動を把握していない訳が無いんだからな!) エルスティン=ライヒがゲルハルト=ライヒの寵児である――その事実は治安警察に在席する者なら誰でも知る事実だ。その事をしかしおくびにも出さず、ライヒは言う。 「“百戦錬磨のサザーランド閣下”……確か私はそう認識していたがな?」 「……幾ら僕でも公私混同はしませんよ、“叔父さま”」 敢えてエルスティンが使う“叔父さま”と言うオスカー。こうなると『たとえ相手がゲルハルト=ライヒでもかまうものか』と思えるのがオスカーの強さである。 そんなオスカーの様子に、ライヒは眉根一つ動かさない。しかし、一瞬だけ苦笑するとデスクから手紙を取り出した。今朝方一番でエルスティンが持ってきたものだった。それをオスカーに渡すと、ライヒはこう言った。 「たまには同僚の“任務”に付き合うのも悪い話では無かろう。……どうだ?」 この時点で、オスカーに事態に抗う手段は無い――それは“命令”の間違いじゃないのか、とオスカーは言いたかった。……もはや、言う段階を失した事を理解しながら。 自他共に認める才能、というものは確かにある。そしてそれは、決して有利な方向のみに働くものでは無い。そのような事を眼前で証明されてしまえば、如何に“猟犬”ドーベルマンといえど言いなりになるしかない。 「……おそらく、閣下はここで操作を間違われてしまったから書類全体の構成が変更されてしまったのですね。今後はシステム面でそのような操作を受け付けないように設定しておきます。日常の業務に於いては問題は無いはずですが……宜しいですか?」 まるでピアノを引くかのように軽やかに、そして流れるようにキーボードを操作するメイリン=ザラに、各地で悪鬼のように恐れられ、罵られるドーベルマンも頭を垂れるより他無い。 「いや、助かる。どうも俺はデスクワークは苦手でな……。モビルスーツの操縦であれば勝手に体が動くんだが……」 我ながら言い訳だな、とドーベルマン。そんな様子にくすっと笑って、メイリン。 「この程度の事なら、何時でも申し付けて下さい。閣下が現場で行われる事は、私などには不可能な事――閣下の仕事の支えになる事は、寧ろ誉れですわ」 メイリン=ザラは最近新規で入った職員だ。かのライヒ閣下直々の抜擢と聞いていたが、なかなかどうしてこれからの時代に必要な人材だと実感出来る。 (……戦争屋だけじゃ、“平和な時代”の仕事は回らん。新しい時代の人材が必要な時期に入った、っていうことか……) ゲルハルト=ライヒの思考というものは、ドーベルマンには手に取るように解る。それだけ同じ世界、同じ視界を共にしたという自負がそれを後押ししていた。 何となく物思いに耽る――しかしそれも一瞬の事で、 「当面の作業は完了しました。不明な点があればご連絡頂ければ……閣下?」 メイリンの怪訝な声。慌ててドーベルマンは思惟を引き戻した。 「あ、ああ……助かった。頼りにさせて貰うよ」 「では、失礼します」 立ち振る舞いも颯爽と、メイリン。才媛とはああいう女性を言うのだな、と無骨者のドーベルマンでも思う。……何となく浮き立つものを感じ、軽く首を振る。 「ガラじゃないな……」 呟くと手慣れた仕草で葉巻を取り出すと次の瞬間にはカチン、とジッポーを閉じる音がして白煙が眼前に広がる。どんな時でも落ち着く、ドーベルマンにとっての魔法だ。 こうした瞬間が作れる――だからこそ、煙草は止められない。ドーベルマンはそう思った。 そんなドーベルマンの落ち着いた時間は、煙草一本分位しか与えられなかった。乱暴なノックと共に、がっしりとした巨躯の男がドーベルマンの執務室に入ってくる。 ――エイガー=グレゴリー。仲間内でも“熊の様な男”と揶揄される様な、二メートル超の巨躯がトレードマークと言って良い男である。ドーベルマンとエイガーはかつての二度の大戦に於いて、轡を並べた仲だ。普段はのっそりとしているが、いざという時の俊敏さはドーベルマンを凌ぐ勢いを見せる。静と動――それがこの男の持ち味と言えるだろう。 「……やるか?」 互いに挨拶すらなく、ドーベルマンが切り出す。――そんなものは不要なのだ。 「今は勤務中だ。……うむ、“一本だけ”にしておこう」 “やらん”でも無く“一杯だけ”でも無く“一本だけ”か――さすがのドーベルマンも苦笑しながら、調度品に隠れるように配置されている冷蔵庫からワインを取り出す。 「ベルリン産四十九年ものか。……相変わらずワイン党なのか?」 即座に見抜くのは、酒好きの本領発揮である。ドーベルマンの注ぐワインから目を離そうとしないのは流石、なのだろうか。 「文句なら上に行ってくれ。俺は本来ビール党だ」 違いない、と苦笑してエイガー。かちん、とグラスを打ち合わせて乾杯すると――互いのグラスからワインは忽然と無くなった。……一杯目は一息、というのは彼等なりの流儀らしい。 そのまま、ワインを味わう時間が過ぎていき――ワインの半分が無くなった所でエイガーが切り出す。 「……内通者が居るのは、ほぼ間違い無い」 苦々しく、吐き捨てるようにエイガー。 先頃から、治安警察上層部に問題視されている事柄があった。治安警察の内部情報が何者かにリークされている可能性が高い、という事だ。オーブ市内に潜伏するテロリストグループの何処かに情報が流されている――それは疑念であったとしても見過ごせない問題だ。 現状のオーブ――いや、世界の“平和”は“恐怖”によって支えられている。皮肉な事だが、それは紛れもない事実だ。そして“自由と平等”を唱える者達は“戦禍”を生み出す――それらは、矛盾しつつも互いに引っ張り合い、常にどちらかに傾き続けるシーソーの様なもの。……ならばこそ、治安警察は負ける訳にはいかないのだ。それが何時か、決壊するダムだと心の底では理解していたとしても……。 エイガーは、信頼の置ける男――裏表がはっきりしている男。だからこそ、信頼もされる。それは、彼を知る者が皆思う感想だ。それ故、治安警察内での内部調査に打って付けなのである。尤もそれは、エイガーの苦悩を招く事になるのだが……。 「最近の手入れを、上手く逃げ延びている組織がある。“旅人達”という連中だが……最近、急速に拡大しつつある。内部情報が流れ始めた時期から考えれば、辻褄も合う」 敢えてエイガーの苦悩に触れず、ドーベルマン。この男が同情など欲しがる男では無いと知っているからだ。 「……叩き潰せんのか?」 ぎらりと獰猛な瞳を輝かせて、エイガー。気持ちはドーベルマンとて同じだ。だが、今は諭さなければならない。 「証拠が無い。……今は戦時下ではない、法治国家なんだぞ」 「クッ……」 無念そうに拳を握るエイガー。証拠が必要なのだ――信じるに足る、確たる証拠が。 「まあ、飲め。……そこまでで十分だ」 ここから先はエイガーの仕事ではない。寧ろ、ドーベルマンの仕事だ。エイガーの苦悩が安らぐのなら、秘蔵の四十九年もの程度は安いものだ――それは、ドーベルマンなりの優しさである。 「……他に何か、変わった事は?」 我ながら無理矢理な話題転換だな、とは思う。……が、これは意外な効果があった。 「ん? ……ああ、これはお主には全く係わりの無い話題だが……」 不意にエイガーの顔が緩んだ。おほんとわざわざ咳払いする所から、相当変わった事があったのだろう。――ドーベルマンも少し身を乗り出した。 「おい、勿体付けるなよ。……何があった?」 しばらくエイガーは腕を組み、考え込んでいたが――意を決したのか、口を開いた。 「――あの“ライヒの娘御”が朝礼の席で“愛の告白”をした――」 「……は?」 ……しばしの間、さしものドーベルマンも完全に硬直した。何かの暗号電文の類であって欲しいと、脳裏の何処かで考えながら。 「……何で僕がこんな目に遭うんだ……」 例の事件から、既に三日。事態は全く収まる様子も無く、激流となってオスカー=サザーランドに襲いかかっていた――それは言い過ぎかも知れないが。 オスカーは最近、休憩時間になると一目を避けるように非常階段や使われてない会議室、果てはトイレなどに逃げ込むのが常となった。何ら悪い事はしていない――そういう自負はあるのだが、かといって身の安全を確保する方法が今現在思いつかないので仕方が無いのである。 ここで、状況を整理してみよう。 オスカーは確かに逃げも隠れもする必要はない――通常ならば。そこら辺の女性に公衆の面前で告白された事など、実は以前にもあった事なのだ。正直な所、恐れるに足る状況では無いはずなのである。 では、何が問題なのか――それはひとえにエルスティン=ライヒが“ライヒの娘御”とまで呼ばれる程に(世間的には)ゲルハルト=ライヒに溺愛されている、と思われているという事である。社会適正が限りなくゼロに近いエルスティンが、治安警察という普通に考えれば最大級に厳しいはずの社会環境で何ら問題無く過ごしていられるというのは、ひとえにライヒの見えない圧力に寄るものなのである。 例えばエルスティンが職場で仲間外れにされたとする。(そういう事実すら今まで無いのだが) その際、その職場の上司は――ライヒがそのような事を髪の毛一筋も考えなかったとしても――ライヒの報復を恐れる様になるのだ。キラやラクスといった“雲の上の人々”に最も近い男、ゲルハルト=ライヒ――更に治安警察のトップに君臨する――正直な話、オーブ、いやさ世界全体を見渡しても“敵に回したくない男”トップテンの中には必ず居る男なのである。 そしてオスカーの現状は――或いはライヒ一派の事を敢えて“巨大なマフィア”と形容するのなら、“巨大なマフィアの愛娘に手を付けてしまった馬鹿な男”以外の何者でも無い。エルスティンに悪気は――おそらくというか、全く無かったのだろうが、“衆目の中での愛の告白”という行為はあっという間にオスカーから“自由”という言葉を取り払う結果となった。 “断る”という選択肢は、有るようで実は無い。……必ずや、『エルスティン様に恥辱を与えた』という集団が現れる結果となるだろう。(そういった集団の発生理由はエルスティンの存在などどうでも良く、ただライヒ一派にすり寄りたい者達というだけの事だが) ならば“付き合う”という選択をしたとして――どうなるか。当面の安全は保証されるし、出世は思いのままとなる。……しかし、オスカーとしてはそれは実はやりたくない選択肢だった。そもそも“人間観察”がしたくて就職したような異端児であるオスカーは、人一倍我の強い人間である。そんな人間が天から振ってきたかのようなお告げに「ハイ、そうですか」と従う訳が無い。「出世なんてしなくても良いから自由気ままに振る舞いたい」というのは紛れもなくオスカーの本音であるだろう。そしてもう一つ、「好きでもない女と付き合うなんて真っ平御免だ」というのもオスカーの動かしがたい本心である。……要は天邪鬼であり、かつプライドが高いのがオスカーのオスカー足る由縁ならば、それを捨てる気は毛頭無いのだ。 唯一のオスカーの突破口は、初日の“ライヒへの直談判”であった。あそこでライヒに否定して貰えれば、それで話は済んだはずだったのだ。……ところが、結果として“エルスティンの行動はライヒとの意思の統一のものに行われた”という最後通告を確認する結果となってしまった。……ここでオスカーは袋小路に突入したのである。 意外にもオスカーは女性の事を“利用しよう”とは決して考えない。それは、彼なりの美学であり、プライドである。……だからこそ、今現在こうして困っているのである。 (こうして逃げ回っていても、何にもならないのは解ってるんだ……。けどな……) 既にオスカーの七人は居たはずのガールフレンド達からは“絶縁届”が届けられていた。彼女達とてオスカーの事を憎からず思っているはずだが、如何せん相手が悪すぎる。女のプライドを賭けて戦うには、どう考えてもリスクとリターンが釣り合わないなら、“女は引き際が肝心”という結論に落ち着く。オスカーとて“遊び”で付き合っていたという経緯がある以上、引き留める事は出来ない――が、理不尽なものを感じるのは隠せない。 そして、オスカーがこうも逃げ隠れする理由――それがオスカーの今現在隠れていた視聴覚室の扉をがらっと開けた。 「オスカー、こちらですか? 急ぎの決裁書類をお持ちしました」 ……何ら空気を読まない、読めても理解出来ないエルスティン=ライヒである。 一応、オスカーとエルスティンは同じ職場とはいえチームは違っていた。しかし、様々な思惑があっという間にオスカーとエルスティンを同じチームにしてしまったのである。 「……今は休憩時間じゃ無かったっけ?」 「急ぎの書類、と伺いました。猶予は無いという事でしょう」 喉元まで出かかった怒鳴り声を、それでも『相手は女性』という事で仕舞い込むオスカー。 (……決裁書類に“猶予は無い”って事は無いだろうに……) 紛れもなく、正しいのはオスカーの筈だ。筈なのだが……。 おそらく職場では、観客席で同僚達が指を指してニヤニヤ笑っている筈だ。それも、今のオスカーには堪えられない要因である。 「ふうっ……」 しかし、何時までもこうしている訳にもいかない。軽く頭を振って、オスカーは思惟を振り払う。と――エルスティンが真っ直ぐにこっちを見据えていた。 「オスカー、疲れている様ですね。……どうしました?」 オスカーは今度こそ怒鳴ろうとした。けれど、エルスティンの瞳――真っ直ぐな、その瞳がオスカーの思いをまたしても吹き飛ばす。邪気の無い、澄んだ瞳は今まで“人間観察”を続けてきたオスカーには全く馴染みのないものだったのだ。 (……参るな……こりゃ……) 溜息を付くともう一度、オスカーは軽く頭を振った。そして、ぽんとエルスティンの肩を叩くと先頭に立って歩き出す。 「少し、疲れただけですよ――さ、仕事仕事っと……」 少しだけ、エルスティンはびっくりしたようだった。オスカーの叩いた肩にそっと手をやる――しかしそれも一瞬の事で、直ぐにオスカーと並んで歩き出した。 「……遊園地?」 「はい。入手したマニュアルによると『初デートは遊園地がベスト』との事です」 「マニュアル、ねぇ……売店の本?」 「ご存じでしたか。今、研鑽を積んでいるところです」 「そんなに肩肘張るもんじゃ無いと思うけどねぇ……」 職場までの道すがら、二人はそんな事を話していた。エルスティンは相変わらず無表情だが、何処か浮き立つ様な様子がある。それは、オスカーにも感じられる……それは、悪い気はしないものだ。 (折角だ、楽しんで行くか……) そう、オスカーは気分を切り替えようとして―― ズゥンッ!! ――爆発音! 考えるより先に、二人は動いた。伊達に治安警察に在席している訳では無いのだ。 「――私達の職場です!」 鋭く、エルスティン。“空間把握能力”を持ってすれば建物の何処で爆発があったのか直ぐ解る。 「こっちだ! そっちは人が集まりすぎる!」 中央の階段を避け、建物の端の階段で駆け上がるオスカー。中央階段は避難ルートにも選ばれているだけあり、こうした時逃げまどう人で一杯になる。……誰も彼もが冷静で居られる訳がないのだ。 オスカーとエルスティンが自分達の職場に辿り着くと――爆発地点は直ぐに解った。黒ずんだオスカーのテーブルが、爆発の規模こそ大したものでは無いと示しつつも、紛れもない意志がそこには現されていた。 「……ッ!」 怒りが全身を振るわせる――奥歯が軋み、拳がきつく握られる。 ガンッ! 収まりがつかず、壁に拳が叩き付けられる――エルスティンを一顧だにせず、オスカーはその場から歩き去った。 今度こそ、自分を抑える自信が無かったのだ。それだけは察せたのか、エルスティンは追ってこなかった。
https://w.atwiki.jp/kusatsu_speaker/pages/17.html
■滋賀県草津市の屋外スピーカーからは緊急地震速報は流れません 【根拠とする事例】 1.震度5弱以上のみ放送を流すという設定 滋賀県草津市のホームページによると、 草津市の屋外スピーカーは震度5弱以上の緊急地震速報を流すように設定されています。 2.緊急地震速報の誤報を流さない (滋賀県草津市は震度5~6という予報) 2013年8月8日16時56分にに、気象庁による緊急地震速報の誤報が発信されました。 関西圏を中心とした地震であり、滋賀県南部(草津市)は震度5~6の地震が発生するという速報でした。 誤報とはいえ、発信された信号は実際に地震が発生した際と全く同一のものであると、気象庁は述べています。 しかしこの日、滋賀県草津市の屋外スピーカーからは何も流れませんでした。 以上のことを総合すると・・・・ 誤報によって滋賀県草津市を震度5~6の地震が襲うときとまったく同じ状況が再現されました。 しかし、震度5弱以上の緊急地震速報を流すはずの草津市の屋外スピーカーは、緊急地震速報を流していません。 つまり、草津市の屋外スピーカーは本当に地震が発生したとしても 緊急地震速報を流しません。 草津市危機管理課は「いざというときのスピーカーなので毎週の訓練放送にご理解とご協力を~」と言いますが、 気象庁の誤報により、そのスピーカーが防災に対して何の役にも立たないことが証明されました。
https://w.atwiki.jp/chinihi/pages/91.html
治安維持スタッフ スタッフは随時募集中です!!